海亀の卵は現在食べることが出来ません。
ですから、珍味として紹介していいのか悩みましたが、食文化を伝えるためにはと思い掲載しました。
これは紀南の漁師さんから10数年前に聞いた話ですが、昔は、浜で卵を掘って、食べていたそうです。
当時は、もう食べることができなかったので、いつ頃食べていたのかというのは聞けませんでしたが、ずいぶん昔の話のようでした。
海亀の卵は、まん丸で、白く、表面はさらさらして、弾力があるそうです。
食べた方としては、うで卵ご飯(ゆで卵ご飯)にするのが一般的だったそうです。
お湯で茹でた海亀の卵をご飯にのせ、醤油をかけるだけというシンプルな料理とのことでした。
海亀の卵はピンポン状で、皮は柔らかく、茹でた後は、鶏の玉子の様に割るのではなく、先端を持って、二つに破るようにすると、中から半熟の透明な白身と、橙色の卵黄がでてきたそうです。
卵黄は少しざらつきがあり、匂いもあったと聞きましたが、濃厚な味で、美味だったとのことです。
現在国内では、海亀は、個体も減少し、保護の対象となっています。卵を獲ると罰せられますので、絶対に獲ってはいけません。
ですが、海外には、まだ海亀料理をもてなしの料理としているところもあるそうです。
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